2007年01月20日
5歳の我が息子に。
「オ-イ」行くぞ~~~~
保育園に送り迎えの日課。いつものように声をかける。
でもなんかぐずぐずするので、「はよ~はよ~行くぞ~」
それでもぐずぐず
馬鹿チン、はよせい
今度は、息子が「馬鹿チンとか言うたら、だめとよ
自分にふりかかるとよ」
はっと
させられ、ホントそやね。ごめんね
我が息子は、私以上に折り紙が上手で、
いい事、悪い事をキチンと判断できる、ちっちゃな大人でした。
それでは、「いなかもんが今日も生きている」・・・三日目。
鬼のような顔をして、テレビのある居間で今までに
見たことも、聞いたこともない。顔、声の大きいこと
「お前は、なななんていうことをしたんか~~~~~~」



(とうちゃんは少し興奮すると、どもりが出た。)
ホントそうです。今でこそ、言えるけど、貨物列車を何分かでも止めたら
莫大なお金がかかるんよね!!


胸を張って、貧乏だったので、そんなことになって金、払え
なんて昔の国鉄に言われても、逆立ちしても、出ない。自殺して保険金で払うといっても
たぶん足りないんじゃないかなぁ。
さすがの怪傑ライオン丸もこの時は、
”風を~~光を~~忍法、獅子へんげい”
では解決しなかった。
そのときの光景は、畳に正座し、頭を畳から離せないぐらい
顔見るのが恐ろしかった。そして、泣いた。
ワンワン泣いた。・・・泣きつかれて
そのまま、ご飯も食べずに、寝た。
それでも、当時そんなに悪い事をしたとはライオン丸は想っていなかった。
なぜだかわからないが・・・
翌日、わかった事だが、貨車を止めたとき、降りてきた運転手か車掌が
近くにいたじいさんに、「どこに行った!どこの子だ!知ってるか!?」
と何度も聞いたそうだ。
でもじいさんは、「しらん。どこの子やろ!!??」ってとぼけた。
とぼけてくれた。
今、想うと恩人だ。
でも、小さな町ではすぐにこの大事件は、広まった。
「よしやん(とうちゃん)とこの、したの坊主が、貨車、止めた。そして
逃げた」
それから小学校を卒業するまでは、遠く離れた親戚が、葬式、正月、盆と
大人達が集まる時にかぎって、酒のつまみで、
語り継がれた。
イヤでイヤでしょうがなく、早く都会に出て仕事したいと
心に誓ったのは、このことが、最初の誓い・目標だったかもしれんなぁ。
今でも、はっきりと覚えているし、鮮明だ。

4歳の時の今になっては、語れる大事件。第1号。でもまだまだ事件は起こった。・・・

保育園に送り迎えの日課。いつものように声をかける。
でもなんかぐずぐずするので、「はよ~はよ~行くぞ~」
それでもぐずぐず

馬鹿チン、はよせい

今度は、息子が「馬鹿チンとか言うたら、だめとよ

はっと


我が息子は、私以上に折り紙が上手で、
いい事、悪い事をキチンと判断できる、ちっちゃな大人でした。

それでは、「いなかもんが今日も生きている」・・・三日目。

見たことも、聞いたこともない。顔、声の大きいこと

「お前は、なななんていうことをしたんか~~~~~~」



(とうちゃんは少し興奮すると、どもりが出た。)
ホントそうです。今でこそ、言えるけど、貨物列車を何分かでも止めたら
莫大なお金がかかるんよね!!



胸を張って、貧乏だったので、そんなことになって金、払え
なんて昔の国鉄に言われても、逆立ちしても、出ない。自殺して保険金で払うといっても

たぶん足りないんじゃないかなぁ。

さすがの怪傑ライオン丸もこの時は、

”風を~~光を~~忍法、獅子へんげい”
では解決しなかった。
そのときの光景は、畳に正座し、頭を畳から離せないぐらい
顔見るのが恐ろしかった。そして、泣いた。


そのまま、ご飯も食べずに、寝た。

それでも、当時そんなに悪い事をしたとはライオン丸は想っていなかった。

なぜだかわからないが・・・

翌日、わかった事だが、貨車を止めたとき、降りてきた運転手か車掌が
近くにいたじいさんに、「どこに行った!どこの子だ!知ってるか!?」
と何度も聞いたそうだ。

でもじいさんは、「しらん。どこの子やろ!!??」ってとぼけた。
とぼけてくれた。

今、想うと恩人だ。

でも、小さな町ではすぐにこの大事件は、広まった。

「よしやん(とうちゃん)とこの、したの坊主が、貨車、止めた。そして

それから小学校を卒業するまでは、遠く離れた親戚が、葬式、正月、盆と

大人達が集まる時にかぎって、酒のつまみで、

イヤでイヤでしょうがなく、早く都会に出て仕事したいと

心に誓ったのは、このことが、最初の誓い・目標だったかもしれんなぁ。
今でも、はっきりと覚えているし、鮮明だ。


4歳の時の今になっては、語れる大事件。第1号。でもまだまだ事件は起こった。・・・

Posted by nakacyan at 11:52
│いなかもんが今日も生きている。