2007年01月20日

5歳の我が息子に。

「オ-イ」行くぞ~~~~face01
保育園に送り迎えの日課。いつものように声をかける。
でもなんかぐずぐずするので、「はよ~はよ~行くぞ~」
それでもぐずぐずicon197

馬鹿チン、はよせいicon197

今度は、息子が「馬鹿チンとか言うたら、だめとよicon01自分にふりかかるとよ

はっとface07させられ、ホントそやね。ごめんねface07

我が息子は、私以上に折り紙が上手で、
いい事、悪い事をキチンと判断できる、ちっちゃな大人でした。face02




それでは、「いなかもんが今日も生きている」・・・三日目。

icon197鬼のような顔をして、テレビのある居間で今までに
見たことも、聞いたこともない。顔、声の大きいことicon197

「お前は、なななんていうことをしたんか~~~~~~」
icon56icon57icon56
(とうちゃんは少し興奮すると、どもりが出た。)

ホントそうです。今でこそ、言えるけど、貨物列車を何分かでも止めたら
莫大なお金がかかるんよね!!icon18icon196icon56
胸を張って、貧乏だったので、そんなことになって金、払え
なんて昔の国鉄に言われても、逆立ちしても、出ない。自殺して保険金で払うといってもicon95
たぶん足りないんじゃないかなぁ。icon196

さすがの怪傑ライオン丸もこの時は、icon189
”風を~~光を~~忍法、獅子へんげい”
では解決しなかった。

そのときの光景は、畳に正座し、頭を畳から離せないぐらい
顔見るのが恐ろしかった。そして、泣いた。icon41ワンワン泣いた。・・・泣きつかれてicon41
そのまま、ご飯も食べずに、寝た。face04

それでも、当時そんなに悪い事をしたとはライオン丸は想っていなかった。face08
なぜだかわからないが・・・icon01

翌日、わかった事だが、貨車を止めたとき、降りてきた運転手か車掌が
近くにいたじいさんに、「どこに行った!どこの子だ!知ってるか!?」
と何度も聞いたそうだ。icon59
でもじいさんは、「しらん。どこの子やろ!!??」ってとぼけた。
ぼけてくれた。face08

今、想うと恩人だ。face06

でも、小さな町ではすぐにこの大事件は、広まった。icon108

「よしやん(とうちゃん)とこの、したの坊主が、貨車、止めた。そしてicon16逃げた」

それから小学校を卒業するまでは、遠く離れた親戚が、葬式、正月、盆とicon151
大人達が集まる時にかぎって、酒のつまみでicon142語り継がれた。

イヤでイヤでしょうがなく、早く都会に出て仕事したいとicon97
心に誓ったのは、このことが、最初の誓い・目標だったかもしれんなぁ。

今でも、はっきりと覚えているし、鮮明だ。face02icon97
4歳の時の今になっては、語れる大事件。第1号。でもまだまだ事件は起こった。・・・icon194






同じカテゴリー(いなかもんが今日も生きている。)の記事画像
ツイてるか~い!?
花粉症とダイエット。
ラーメン。
さんまの干物。
同じカテゴリー(いなかもんが今日も生きている。)の記事
 ツイてるか~い!? (2007-02-22 17:10)
 花粉症とダイエット。 (2007-02-20 11:55)
 ラーメン。 (2007-02-07 11:23)
 いなかもん。 (2007-02-06 15:34)
 2月のうま(午)の日 (2007-02-05 14:00)
 山火事・・・事件 (2007-01-30 18:07)